生活保護と年金は両方受け取れる?

生活保護と年金

加齢で働けなくなった人は老齢年金、何らかの理由で障害を負ってしまった人は障害年金、一家の主が亡くなった時に遺族年金などさまざまな年金があります。年金だけでは生活できない場合は年金と生活保護のダブル受給している人も少なからずいるのです。

 

年金と生活保護をダブルで受給するなんて相当な金額になるのでは?と思いがちですが、年金は収入とみなされるのでその分は生活保護費から差し引かれてしまいます。そのため、受給する金額は最低生活費の金額を超えることはないのです。

 

年金受給を申告せずに黙っていると不正受給扱いとなります。黙っていてもケースワーカーは金融機関や年金のチェックを行うので、いずれは見つかってしまうのです。
不正受給と判断された場合は生活保護費を返納せねばならず、収入申告書が偽りの申告だったときは生活保護が停止されることもあります。場合によっては刑事告訴となる可能性もあるので、申告はきちんと行うことです。

 

近年、年金だけでは生活ができない高齢者が増えています。生活保護受給者の半数以上が高齢者だというデータが2018年に出ており、2008年と比較して1.7倍増加し年金だけでは生活が困難だということを示しています。
生活保護以外で利用できる制度が無いか一度確認してみましょう。高齢者においては軍人恩給や遺族年金など申告せずに制度を活用できていない可能性もあるのです。

 

生活保護は他制度が優先とされているので、そういった制度を利用して最低生活費よりも金額が多い場合は生活保護の対象外と判断されてしまいます。
生活保護は本当に困った人を助けるための制度ということを忘れないようにしましょう。

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